日記

亡霊が消えた日

  おしゃれ人間になりたいきもちが強すぎる節があり、常々写真を撮る側の人間になりかった。けれどこのおしゃれ人間になりたいというきもちを先人のおしゃれ人間さんたちに見透かされるのがこわい、恥ずかしい、知られたくない、バレたくない。ずっと怯えていた。傷つきたくない自分が作り出した亡霊...