さいきんうれしかったこと
・お友だちがわたしのラインのIDに「16g」が入っていることにすぐ気づいて「相変わらずちゃんとやってんねえ!」と言ってくれたこと
・お友だちが果てしない悩みを話してくれたこと
・お友だちと会いましょうかってなったときに、あんまり電車に乗れないことを伝えるかどうか悩んだけれど、遠くの場所を指定されて会いに行けないのはかなしいので、素直に「あんまり電車に乗れなくて、光とか音とかがちょっとだめで、わたしが行けるところでもいいですか」と相談したら快諾してくれた上に二言目が「そしたらいまテレビなんてみられないでしょ」と想像してくれたこと
・ひとが大勢いる場で具合がわるくなったときに言い出せなくてどうしようとパニックになっていたらお友だちが「だいじょうぶ?」「少し休んだら?」と声をかけてくれたこと
・お友だちがアイスを買って遊びにきてくれたこと
・お友だちがお正月に帰省されておみやげを持って遊びにきてくれたこと
・お友だちと「定職に就いてるだけのひとってつまんないひと多くないですか」という偏見を分かちあえたこと
・「この世のすべては新宿にある、愛も金も裏切りも」という名言をぶちかますお友だちがいること(おもしろすぎ)
・夜中に「愛ってえのはなんなんだろうな」とラインをくれるお友だちがいること
・「ここに行きたい」「いっしょに行きませんか」と言えるお友だちがいること、たいてい「行きましょう」といっしょに行ってくれること
・こんなわたしのことを、すきだ、おもしろい、会いたい、と、思ってくれるお友だちがいること
・目の前にいないわたしのことを思い出してくれるお友だちがいること
あなたたちを少しも傷つけたくない、うしないたくない、そこないたくない、あいしたい、あいしつづけたい、言葉を尽くしてわたしのきもちを伝えたい、近い未来も遠い未来もこの関係をつづけていきたい、適切な距離を探しつづけたい、そのためならわたしの心やあたまの中はどれだけぐちゃぐちゃになってもかまわない、わたしがだれかを特別にすきになったり、だれかと付き合ったりすることでこわれてしまうなら、なくなってしまうなら、わたしはだれのことも特別に思わないし、みんな特別だし、だれとも付き合わない、かけがえのない、わたしとあなたの、一対一のいとおしい関係性を手離したくない。この手はペットボトルのキャップさえ、煙草さえ、マッチさえ、ティッシュさえポロポロと落とす。日によっては字もふるえる、マグカップの上げ下げでさえおぼつかない。それでも握りしめていたい。わたしに差し伸べられた手を握りしめていたい。わたしの手を握りしめてくれた手を離したくない。
くだらないわたしの、くだらない愛の分散政策

■毒の花/チャットモンチー
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