二の腕の触り心地

2021/07/24

日記

ドラマや映画をみていて、視聴者のわたしからしたらあまりにも”唐突”に、つい先ほどまで嫌いあっていた、もしくは恋愛対象ではなかったはずの登場人物Aが登場人物Bのことをすきになり→その”すき”はあっという間に加速しどんどん肥大化していく、という展開に対して、「いつすきになったのかさえわからないのにどうしてそんなにすきになっているのか」「もっと”すきになっていく過程”を仔細に描写せよ」「作り手の怠慢」と思うことがかなりあった。でも、YouTubeで空気階段のコント「定時制高校」を拝見して、「説得力があれば過程を描写する必要って全然ないな」って思った。わたしが求めているのは過程の描写ではなく、説得力でした。

久しぶりに新宿まで行ってきた。サブナードを適当なところまで歩いて地上に出て紀伊國屋へ。韓国語を勉強したい・ロシア語も勉強し直したいと思って、7階の語学のフロアまで上がり、韓国語とロシア語の参考書やテキストを眺める。今日は目星をつけるだけの気持ちで来ていたので、参考書は買わずに7階を後にする。エレベーターがにがてなので階段で降りる。途中、料理本のフロアと小説のフロアに寄り、ほしい本は何冊かあったがやはり買う決心はつかずそのまま紀伊國屋を出た。ビックロへ行き、オンラインで買ったユーのスタンドカラーシャツを受け取る。そのまま西口まで歩いて、ポンパドウルへ行き、いくつかパンを買う。紅茶の食パンはもう販売期間が終わったみたいで売っていなくて、残念。代わりにカレーパンフェアがやっていた。さて、用事は済んだ。最近ほとんど家にいるので、もっと歩きたい気持ちだった。歩いて帰ってみるか。そのまま線路沿いを大久保方面へ直進していく。あーこの道「さよなら歌舞伎町」で前田敦子さんと染谷将太さんが自転車乗っていた道っぽいなあ、とか、このあたりはエナジードリンクの缶をポイ捨てするひとがたくさんいるんだなあ、とか、考えながら、どんどん進んだ。前を歩いていた細身で銀髪でビッグシルエットのTシャツに黒スキニーを履いた男が堂々とペットボトルを道の脇の低い街路樹めがけて投げ捨てていてゾッとした。あっという間に大久保駅・新大久保駅あたりに差し掛かり、とんでもない量の人混みをかき分けて進む。韓国のごはん屋さんやカフェはもちろんたくさんあるのだが、ベトナムやタイや東南アジアの国旗を掲げる八百屋さんが結構あって、数年前にタイに行ったときに感じたのと同じ匂いがして懐かしいきもちになった。きっとあの匂いの正体は何かの野菜か果物の匂いなんだろうな。お化粧品とかおやつとかチャミスルとかのお買い物もしたかったけど、今日は我慢した韓国語とロシア語の参考書のことと、これからまだ家まで歩いて帰ることを考えて、そのまま何も買わずに新大久保ゾーンを抜けた。また来ればいいからね。小滝橋のどでかい交差点を渡り、そこから15分か20分くらい歩いて家に着いた。全然歩ける距離だった。今度から新宿で飲酒して終電逃しても全然歩いて帰ってこられるね、と思ったけど、そんな日が来るのはいつになるんだろう。

ワクチン1回目を打つにあたり、副反応で具合が悪くなるかもしれないなあ、夕ごはんは食べられないかもしれないなあ、と思い、お昼にナポリタンと胡桃のパンを食べた。ナポリタンでおなかいっぱいだったのだが、なにせワクチンを打って副反応で具合が悪くなって夕ごはんは食べられないのかもしれないのだ。胡桃のパンも食べたれ食べたれ!のゾーンに入りモリモリ食べた。そして、ワクチンを打ちに行って、そのあとファミマに寄って水道代と国保のお金を払って(超えらい)、帰ってきた。なんとなくおなかのあたりが気持ち悪い気もするが、夕ごはんもふつうに食べられた。胡桃のパン食べ損じゃないか!と思ったが、胡桃のパンはすきなのでセーフ。備えあれば憂いなし。2回目もどんとこい。

Instagramを開いたらチャーノン・サンティナトーンクンさんが2回目のワクチンを打ったよ!という動画をあげていて、わたしも1回目打ちました!イエーイ!のきもちになる。コロナ禍、どれだけすきな俳優さんやアーティストに救われていることか!これからも応援しています。

木を下から見上げているフィルム写真。