日記

亡霊が消えた日

  おしゃれ人間になりたいきもちが強すぎる節があり、常々写真を撮る側の人間になりかった。けれどこのおしゃれ人間になりたいというきもちを先人のおしゃれ人間さんたちに見透かされるのがこわい、恥ずかしい、知られたくない、バレたくない。ずっと怯えていた。傷つきたくない自分が作り出した亡霊...

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2323 - 共感の蛹

ちいさいころ、寝る前に父や母に本を読んでもらっていた。ちいさなおうち、14匹のひっこし、などなど。 あるとき妹と一緒にびりっこ1年生を選んだ。その日は父が本を読んでくれる日だった。父は少し嫌そうに「これ泣いちゃうんだよなあ」と言いながら、びりっこ1年生を読んでくれた。運命走で転ん...

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1816 - 熱病のような(0517 - 遅すぎる開花)

※この記事は9/13の明け方に書きました 無職を極めてきてしまった。もともと夜型人間で、もりもり働いていたころもお休みが2日くらい続くとあっという間に生活リズムがめちゃくちゃになる才能があった。面接のアポがなければ早起きする必要が一切ない生活も2ヶ月を経過し、もう本当に生活リズム...

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2302 - 夢見てる

暇だな、暇だけどお金ないな、でも増税するしな、増税する前になにかたのしいものごとにお金をかけたいけどお金ないな、の繰り返しなのだが、そうだ!ボードゲームを買おう!ドンジャラとか!モノポリーとか!人生ゲームとか!したい!と思いアマゾンでいろいろ見ていた。ボードゲームは毎月課金する必...

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2243 - 夏の匂いなんてしない

転職活動を始めて1ヶ月、10社くらい応募して、1社か2社書類選考で落ちて、8社くらいは一次面接に進んだ、が、ことごとく落ち続けている。前の仕事を辞めるときにいろんな大人のひとから「次なんてすぐ決まるよ」と言われて、正直自分でもすぐ決まるだろうとタカをくくっていたのだが全然決まらな...

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2029 - ユジノサハリンスク③

ユジノ3日目。朝ごはんバイキングも慣れてきちんと1周してからメニューの組み立てができた。勝利。 ホテルの近くにチェーホフの博物館があってそちらに向かう。日本で買ったユジノのガイドブックは地図や情報があちこち間違えていてあまり頼りにならないことが判明。窓口でチケットを買うのに英語が...

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2030 - ユジノサハリンスク④

  ユジノ最終日。夕方の飛行機なので半日くらいは観光できる。朝ごはんバイキングも手馴れたもの。 と、言いつつ写真を撮るのが下手でおいしくなさそうだけどめちゃめちゃおいしかった、オートミールのクッキーにサワークリーム塗ったやつ200枚くらい食べたかった グラノーラも置いてあったのだ...

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2326 - ユジノサハリンスク②

ユジノ2日目。朝ごはんは日本のビジネスホテルと同じでセルフサービスのバイキング形式。バイキングは1周して全てのメニューを把握してからメニューを組み立てるのが鉄則と華丸さんも言っていたのに、レストランの中がロシア人家族でめちゃめちゃに混んでいてすっかり気圧されてしまいうまく選択でき...