6月半ばから7月半ばくらいまでは夕方ごろまで起き上がれなかったのが、最近はお昼過ぎには起き上がれるようになった。依然として、家にひとりでいると映画やドラマはなんだかみる気になれず、ラジオもきく気になれず、音楽ばかりきいている。Amazonで買って届いたまま手をつけられずにいたいくえみ綾さんのおやすみカラス、また来てね。の最終巻と、1日2回の新刊を4日くらいかけて読んだ。読めた。うれしかった。
1ヶ月ぶりくらいに妹がうちに来てくれて近況を報告しあう。バイト終わりなのとこの暑さでヘロヘロなのに来てくれて申し訳ないやらありがたいやら。とはいえ元気そうでよかった。わたしが最近SHEINで買った月のランプを「かわいいでしょ」と見せたら「おばさんのスパッツみたいな色だね」とゲラゲラ笑われた。笑った。確かに。おばさんのスパッツみたい。「サングラスも買ったんだ」と見せたら「働いてないのに何やってんの」「普通は働いてなかったらもの買えないでしょ」とゲラゲラ笑われた。笑った。確かに。でもサングラスは「かわいいね」と褒めてくれた。うれしい。2時間か3時間くらい、恋バナとか、恋バナとか、写真を撮りに行きたいけど暑くて行けないねとか、恋バナとか、恋バナとか、いろいろ話をした。帰り際、わたしが喫煙者を目指したものの断念してずっと残っていたキャメル1本とキャメルの箱の隣においていたサガミオリジナルを1個あげた。

点#3にまつわる作業が一旦終わった。最初から最後までたのしい時間だった。近日公開予定なのでご期待いただければうれしいです(本当に近日です)。そして、次に撮らせてくださる方を探さなければ。今なら連絡とかできる気がする。でも暑いからな。涼しくなってからかな。涼しくなったときって、わたしどうなってるのかな。
アイスクリームが食べたくてセブンに行った。いちご味のものには手を出さない(「いちご」味ではなくて、「いちご味」味だから)と思っていたけれど、かじるバターアイスのやべえ版を見つけてしまって買った。食べた。最高だった。君さえいてくれればそれがいいとさえ思った。30本くらい買いだめしたい。でもアイスなんておうちにあればあるだけ食べてしまいがちだからな。そしてそれをごはん代わりにしてしまいがちだからな。申し訳程度にお湯を沸かして温かい烏龍茶を淹れて飲む。これで相殺。むしろプラスであってくれ。

西武新宿線はセブンティーンアイスの自販機がホームに設置してあって、幼いころプール帰りに買ってもらった記憶がするすると呼び起こされる。プール、嫌いだったなあ。でも、濡れた髪をしまうために、母が作ってくれたか、買ってくれたかした、あのタオル地の三角の帽子はすきだったし、ビニールのバッグもすきだった。結局今のわたしは泳げない。と、思う。でもセブンティーンアイスはすき。西武線を降りるたび、買おうかな、どうしようかな、やめとこうかな、いいや、買っちゃえ、買っちゃえ買っちゃえ、乗るときじゃないし、今降りたんだし、で、たいてい買ってしまう。「少しでも遠くに行けるように」「そして無事に帰って来れるように」とたくさんチャージしたPASMOの残高がセブンティーンアイスに溶けていく。これはこれでいいよね。これはこれでいいことにしている。

お友だちのしおりちゃんから「涼しくなったら会えたらいいなと思ってます」と連絡がきたり、お友だちのきくのちゃんにマスクチェーンを作ってもらったらめっちゃかわいくてブレスレットも速攻でオーダーして作ってもらったり、すきなひとと与論行こうよとかグアム行こうよって話をしたり、プロジェクターほしいな、レンジもいい加減買いたいなって話をしたり、こうやってすきなひとたちとの近い未来や遠い未来の約束が今のわたしを殺さないでいてくれる。みたい映画もききたい音楽もたくさんある。会いたいひとがいる。生きていける。生きていけてしまうようになれればきっと大丈夫。もう死にたくなってもきっと大丈夫。死にさえしなければ、また生きていける。ここに戻ってこられる気がする。わたしはわたしのこのちっぽけな心を生活を暮らしを世界を守ってあげたい、守ってあげるからね。

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