18時29分。
ゲリラ豪雨が窓を叩き、雷が鳴る。わたしはここ数日、夕方になると熱っぽくなり、37.7-8度の微熱を出す。
数日前に服薬中の向精神薬、睡眠薬、すべてを切らし、離脱症状にくるしんでいた。さらに数日前、希死念慮にとらわれ大きく死に振れる日々が続く。
7月21-26日の間、八王子のCoffee Ritmosでの三人展「凧、ハウリング、百葉箱、」の休廊日に通院の予約を入れていたが、今までしばらくなかった電車でのひとりでの長距離移動や在廊日のつかれもあいまって、病院の予約はキャンセルした(その結果、オーバードーズを途中挟んだのもあり、くすりが切れたわけなので自業自得)。展示自体は、お誘いくださった西ウチ子さん、西川火尖さん、すき勝手にやらせてくださったRitmos吉川さんのおかげで「成功した!やれた!」と思いたい。が、ずいぶん苦悩する時間も多かった。わたしはうつと発達障害のダブルコンボで、主治医から「スモールステップで成功体験を積むことが大事」と言われ続けている。スモールステップ。成功体験。三人展は成功体験と感じられるか?と聞かれたら、まったくもって自信がない。作品を買ってくださった方もいらしたし、物販を買ってくださった方もいらしたし、遠方から来てくださった方もいらしたし、きちんと「凧、ハウリング、百葉箱、」になれたとは思う。なにがわたしを疑心暗鬼にさせるのか。暗転。
寄付と送金で膨れ上がった借金は3桁万円を超えた。これを無職のわたしがちまちま返すとなるといったい何年かかるんだろう、と思いながら、這うように行ったATMで10000円を返すと、出てきた明細に「元本100円 手数料9900円」となっていて、なんだかどうしようもなくて、雨に打たれながら泣きながら帰った。どうやって返せばいいんだろう。暗転。
明転。浅い眠りを何度か繰り返し、12000字超のわたしに関する文章を不本意な形で公開され、抗議する夢を見て、パニック発作を起こしながら目が覚めた。
4時2分。
動悸が鳴り止まず、耳鳴りがし、視界がぎゅーんと狭まるのを感じた。死んでしまう。死んでしまう。死んでしまう。死んでしまう!あいにくわたしは一人暮らしで、助けを求められるだれかはいない。煙草が置いてある換気扇の下へ四つん這いで移動して、煙草に火をつけ、ゆっくり吸う。あれは夢だ、あれは夢だ、あれは夢だ、と言い聞かせる。夢ではないひとたちがいると思うとやりきれない。視界はじわじわと広がり、安定する。煙草を吸い終えたところでまた四つん這いで移動してベッドへ戻る。眠気はやってきそうにない。嘔吐しきれなかった食べものがおなかの中にいて、かなり気持ちが悪い。今日からは食べるのをやめよう、と何度目かの決意をする。食べることは生きることで、食べることを放棄することは生きることを放棄することだ、と言われたことがある。そうだ、わたしは放棄したいのだ。なにを戯けたことを。再び起き上がり、四つん這いで移動し、下剤を3粒飲む。ついでに試しに熱を測ったら36.7度だった。あの熱は夕方にしか出ない熱なのだと確信する。生きることを放棄したいのだ、ずっと放棄したいのだ、言葉の通じない世界にいる気分だから
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