歌の中で夜が更けて

2022/12/03

日記

 Amazonのブラックフライデーできのこの山を箱買いしたのだが、1日2箱とか3箱とか食べちゃってあと1箱しか残っていない。なんだこのきのこに対する欲求は。久しぶりに体重を測ったらたぶん2キロくらい増えていて、きのこ太りだなと思っていたら生理っぽい。前は生理の前になるとおっぱいがなんとなく張って「あ、そろそろ生理かな?」と思っていたけれど最近はそれが全然なくて、その代わりに甘いものがめちゃくちゃ食べたくなって(もともとめちゃくちゃ食べたいほうだけど)、足がめちゃくちゃむくむ。20代前半くらいのときに3ヶ月くらい生理がこなかったことがあって、当時付き合っているひとがいたので、億が一妊娠していたら、と思って婦人科にかかったときに多嚢胞性卵巣症候群と言われて、たぶんだけど最近はちゃんと排卵していない気がする。ウチダ先生はメモ用紙にささっと卵巣とその中にある卵子をプチプチ描いて「あなたはもともと排卵しにくい体質だね」と言った。わたしはプチプチをみて「いくらみたいだな」と思った。何年かウチダ先生に診てもらって、ピルは処方しない方針の先生だったこともあったせいか、いろんな漢方を飲んだ。そのあとはあちこち引越しをしたこともあって婦人科にはもう通っていない。漢方を飲んでいる間も、婦人科に通うのをやめた今も改善した感じはしない。わたしの生理は30日から50日周期で突然やってきて、2日か3日で去ってゆく。血もそんなに出ない。生理痛もほぼない。ときどき「出口が痛えな」と思う程度。子どもを作る気はまったくないけれどちゃんと病院に行ったほうがいいんだろうなとは思いつつ、あんまり外に出られないのと、ひとの声や音に過剰に反応してしまう現状に重い腰がなかなか上がらない。それでも股ぐらから血を流しながら平然と暮らしているのって俯瞰するとすごいことだな。生理のある全人類に敬意しかない。しかも生理痛があるひととか、1週間とか続くひととか、すごい大変だろうな。

夏に一瞬だけ付き合っていたひとは血と涙を嫌っていた。嫌うというか、嫌悪のレベルだった。と思う。わたしが過去に手首や腕をザクザク切っていたことも許さなかった。「リストカットなんてありえないよ!」と怒られた。そんなことを怒られても過去は変えられないし、そのときはもうやっていなかったし、なにより当時のわたしのくるしみを全否定されたようでかなしかった。とは言えなかった。わたしはなにも言えなかった。これにて供養。

日曜日(明日か)は早起きして松本湯の朝風呂に入って、中野までお散歩してフィルムを買いに行こうと思っていたけれど生理なら松本湯はまた別の日にするしかないな。晴れてたらフィルムだけでも買いに行けるかな。きょうは(きょうか)ひかりちゃんに展示の相談をさせてもらって、そのあと近所のカレー屋さんでカレーを食べて、近所の公園にブランコを爆漕ぎしに行く予定。なに着て行こうかな。って考える時間がまたすきになれていることに気づいてうれしい。

外に出て煙草を2本吸った。iPhone 6sはスカートの「CALL」、FoZZtoneの「ブランケット」を流す。泣いちゃうね。一旦家の中に入って、吸い殻を燃えるごみにまとめて、捨てに行く間はsyrup16gの「センチメンタル」、奇妙礼太郎の「君が誰かの彼女になりくさっても」を順番にセレクトしてくれた。ずっと一緒にいたいのに、最近は20分くらい音楽をきいただけで充電が40%くらい減ってしまう。ずっと一緒にはいられないのかな。4時37分。そろそろ寝ないとな。

真っ黒なフィルム写真。