日記

isho

「仕事はなにしてるの?」ときかれて、いままでどおりニコニコヘラヘラしながら「無職でーす!」と言った。その場にいるひと全員より「下」にいる人間です、とじぶんから言ってしまえば傷つかない。が、「え、それは望んで無職?」ときかれた。望んだ?望んではない。おかしくなったから仕事をやめざる...

日記

あしたはきっとうつくしい日

酔うと手癖がわるくてあらゆるひとにラインし倒していたのが、いまは寝ぼけて朦朧とした状態で「わたしは起きている」と認識して手癖がわるくて気を許しつつあるお友だちに意味不明なラインや言うべきではないラインを送り倒していて、これだとまたあっさりお友だちを失うことになりかねない。気を引き...

日記

夢が覚めたらまたひとりぼっちなんだ

ボロボロ泣きながら「わたしの作っているものはゴミじゃないですか?」「ゴミじゃないって言わせてないですか?」と問い詰める一幕があった。二択の答えを提示しているようで、実はじぶんのほしい答えを言わざるを得ない状況を作るのだけはどうも得意なようで申し訳ないことをしたと反省している。そん...

日記

夜の天使

 おしっこの感じがおかしい。①なんだろうこの感じ→尿意。幸いまだ漏らすところまでは行っていない、②おしっこしたいな〜→トイレに行ってもなかなか出ない。仕方ないので噴水や川の想像をして排尿を促す、③終わったかなあ〜→まだ。2,3セット繰り返す。必ず。 最近不安をしずめるくすりが変わ...

日記

生きる言葉を絶やさないよ

「なにか手伝うことありますか?」とか聞けないの?と言ってくるひとがにがてだ。にがてなことが多すぎる。聞けないわたしが悪いのはわかっているのだけど、お手伝いしてほしいことがあるならそちらから言ってほしい。変に手を出して相手のペースを乱すのも迷惑な気がする。と言ったら「だから聞くだけ...

日記

短編小説「天使よ もういちどあなたに振り向いて」

 お友だちが亡くなった。 初めてのことで、連絡をもらったときはおうちで展示の作業をしたり、必要な連絡をしたりしていたのだけど、動揺してボロボロボロボロ泣いた。少し前に体調を崩されて、入院されて、退院されたところだったのに。「元気になってきてる」って話したばっかりだったのに。なんで...

日記

どこにも行かないで/どこかに行ってもいいよ/ううん、ちゃんとどこかにいてよ、ううん、どこにも行かないで

「ああ、これは書いておこう」「書いておきたいな」と思っていたことがあって、メモのアプリを立ち上げたのに、お酒を少しだけ飲んだら涙が止まらなくなってしまった。わたしはなにを書いておきたかったんだろう。いっこも思い出せない。1ヶ月、1週間、1日、1時間、1分の中でもめまぐるしく乱高下...

日記

今すぐ迎えにきてくれよ 今すぐ僕に触れてくれよ

  読まなくていいです。読んでもいいです。でも読まなくていいです。 - - - - きみの写真は素敵だね、でも顔の写りが悪いから手直ししてほしい、このままアップされたらきみの友だちに笑われる、してくれないならアップロードしないでほしいと言われて、すごくかなしかった。わたしがフィル...

日記

歌の中で夜が更けて

  Amazonのブラックフライデーできのこの山を箱買いしたのだが、1日2箱とか3箱とか食べちゃってあと1箱しか残っていない。なんだこのきのこに対する欲求は。久しぶりに体重を測ったらたぶん2キロくらい増えていて、きのこ太りだなと思っていたら生理っぽい。前は生理の前になるとおっぱい...

日記

なんか ぜんぶ めんどくせえ

  ・現象1 目を瞑っても瞼の裏に光がちらついてパニックになる現象がたまに起きるようになって両方の掌で目を覆う。ベッドの上にいるときは毛布の深くに潜り込む。 ・現象2 「わたし対あなた」の場であれば、そこそこに取り繕ったり、相手によっては取り繕わずにいられる気がするけれど、「わた...

日記

ねがいごとひとつかなうならあのころにもどりたい/もどりたくない

  ・某日 眠剤の量が種類も量も過去最大になっていて、処方通り初めて飲んだ日は7時間か8時間くらい寝られてヨッシャだったけれど、そのあと4時間か5時間くらい起き上がれなくて、なんかもうどうしたらいいのかわからなくなった。 ・某日 5年か6年近く連れ添ったiMacが動かなくなった。...

日記

消えたくなっていいよ

3軒目のお店でしっぽり飲んでいたら団体のお客様がこられてパニックになりかけたので泣き出す前に退店した。もう外は明るくなりかけていて、すごく寒くて、帰りにおでんが食べられる立ち飲み屋さんがあったので、だし割りを一杯だけ飲ませていただいて帰ろうとしたら、少し前に別れた恋人のお友だちが...

日記

今日からは そうじ 洗濯 目一杯

某日。 手持ちのエチゾラムが切れて、味が似ているという理由でラムネを齧っていたけれど、起き上がれなくなった。眠剤は残っていたけれど飲んでも2時間か3時間で目が覚めて、でも起き上がれなくて、2時間か3時間ぼんやりして、また2時間か3時間ウトウトして、という状態だった。トイレと煙草の...

日記

いつも夕暮れだった

  兄の結婚式的なイベントのために大阪へ行ってきた。自我を持ってから初めての大阪。奥さん(という呼び方でよいのだろうか)はとてもかわいらしい方なのだが、ドレスを身に纏われた姿はとてもうつくしくて、とてもきれいで、そして、兄のことをかっこいいと思ったことは今まであまりなかったのだが...

日記

短編小説「あなたを安心させたかったです、と思っていたかったです」

・某日 金銭感覚がバグりすぎていてありえない量のTシャツを買っている。着るのはわたしだけなのに。まあでもTシャツなんてなんぼあってもええですからね~とイマジナリーミルクボーイが浪費を慰めてくれる。 ・某日 洗濯したらTシャツがぜんぶねずみ色の回があってウケた。 ・某日 すきなひと...