短編小説「天使よ もういちどあなたに振り向いて」
お友だちが亡くなった。 初めてのことで、連絡をもらったときはおうちで展示の作業をしたり、必要な連絡をしたりしていたのだけど、動揺してボロボロボロボロ泣いた。少し前に体調を崩されて、入院されて、退院されたところだったのに。「元気になってきてる」って話したばっかりだったのに。なんで...
どこにも行かないで/どこかに行ってもいいよ/ううん、ちゃんとどこかにいてよ、ううん、どこにも行かないで
「ああ、これは書いておこう」「書いておきたいな」と思っていたことがあって、メモのアプリを立ち上げたのに、お酒を少しだけ飲んだら涙が止まらなくなってしまった。わたしはなにを書いておきたかったんだろう。いっこも思い出せない。1ヶ月、1週間、1日、1時間、1分の中でもめまぐるしく乱高下...
今すぐ迎えにきてくれよ 今すぐ僕に触れてくれよ
読まなくていいです。読んでもいいです。でも読まなくていいです。 - - - - きみの写真は素敵だね、でも顔の写りが悪いから手直ししてほしい、このままアップされたらきみの友だちに笑われる、してくれないならアップロードしないでほしいと言われて、すごくかなしかった。わたしがフィル...
なんか ぜんぶ めんどくせえ
・現象1 目を瞑っても瞼の裏に光がちらついてパニックになる現象がたまに起きるようになって両方の掌で目を覆う。ベッドの上にいるときは毛布の深くに潜り込む。 ・現象2 「わたし対あなた」の場であれば、そこそこに取り繕ったり、相手によっては取り繕わずにいられる気がするけれど、「わた...
ねがいごとひとつかなうならあのころにもどりたい/もどりたくない
・某日 眠剤の量が種類も量も過去最大になっていて、処方通り初めて飲んだ日は7時間か8時間くらい寝られてヨッシャだったけれど、そのあと4時間か5時間くらい起き上がれなくて、なんかもうどうしたらいいのかわからなくなった。 ・某日 5年か6年近く連れ添ったiMacが動かなくなった。...
消えたくなっていいよ
3軒目のお店でしっぽり飲んでいたら団体のお客様がこられてパニックになりかけたので泣き出す前に退店した。もう外は明るくなりかけていて、すごく寒くて、帰りにおでんが食べられる立ち飲み屋さんがあったので、だし割りを一杯だけ飲ませていただいて帰ろうとしたら、少し前に別れた恋人のお友だちが...
今日からは そうじ 洗濯 目一杯
某日。 手持ちのエチゾラムが切れて、味が似ているという理由でラムネを齧っていたけれど、起き上がれなくなった。眠剤は残っていたけれど飲んでも2時間か3時間で目が覚めて、でも起き上がれなくて、2時間か3時間ぼんやりして、また2時間か3時間ウトウトして、という状態だった。トイレと煙草の...
短編小説「あなたを安心させたかったです、と思っていたかったです」
・某日 金銭感覚がバグりすぎていてありえない量のTシャツを買っている。着るのはわたしだけなのに。まあでもTシャツなんてなんぼあってもええですからね~とイマジナリーミルクボーイが浪費を慰めてくれる。 ・某日 洗濯したらTシャツがぜんぶねずみ色の回があってウケた。 ・某日 すきなひと...
あたらしい景色がみたいよ
近況① 引き続き絶賛休職中のわたし、今月末でクビになるのだが、会社の先輩(男)から「元気~?また飲みに行こうよ〜!」という趣旨のラインがきた。元気だったら休職してないよ~クビにならないよ~と思いながら、当たり障りがないけれどもう連絡してこないでほしいというニュアンスを込めたお...